スプーン曲げでは指に〇〇を塗っていた

マジックというよりも、超能力として扱われるケースが多いスプーン曲げ。マジシャンは手を使わずにスプーンを裏側に曲げたり、根本をこすってスプーンを曲げながら、最終的に真っ2つに切断したりします。硬いスプーンが曲がってしまう理由として考えられるのは、あらかじめスプーンをこする指に「硝酸銀溶液」を付けておいて、化学反応によって曲げるもの。

実際この方法は19世紀より多くのマジシャンが実践してきた方法です。スプーン曲げといえば、超能力者として話題を呼んだユリ・ゲラーが有名ですが、彼もこの科学作用で曲げていたと考えられます。ちなみにスプーン曲げは古くからありますが、1972年にオカルトブームの火付け役となって有名になりました。